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    50セントの贅沢

    by 黒田九兵衛 2023年7月4日

    当社のZENJIROブランドの高級煎茶の小売価格を1杯あたりのコストとして計算すると50セント(70円)くらいです。飲料メーカーが販売しているPETボトル緑茶は280mlタイプや500mlなど容量はさまざまですが、ほぼ同じ1杯あたりのコストになります。実際には1回分の茶葉で2〜3煎は飲めるので、25セント(35円)と計算することもできます。つまり、PETボトル緑茶の半分のコストで高級煎茶を贅沢に楽しめるのです。

    PETボトル緑茶を買わない理由

    PETボトル緑茶をスーパーで箱買いする人をたまに見かえることがありますが、私にはお金の無駄遣いに思えてしまいます。煎茶の茶葉を容器に入れてお湯か水を注ぐだけなのに、それも難しいほど忙しい人なのでしょうか? 私はPETボトル緑茶は買いません。理由は2つ、茶葉の質と合成ビタミンCのアスコルビン酸。ビタミンCは酸化防止剤としてPETボトル緑茶に必ず使われますが、合成ビタミンCなのでがん細胞をつくる活性酸素を大量発生させます。合成ビタミンCであってもビタミンCと表記すれば良いという日本の食品ラベル表示も問題です。急なドライブで、どうしても喉が乾いて、緑茶以外のドリンクを飲みたくない時にだけ買います。また、飲食店や寿司店で提供される無料の不味いお茶も飲みません。

    アンケート結果にびっくり

    「香り立つ旨味」とか「淹れたてのような緑、味、香り」とか「引き出された茶葉の甘み、香り」などのキャッチフレーズが並びますが、「本当の日本茶の美味しさを知っている人がどれだけいるか」と、 コロナ禍前の4年ほど前に、当社が無作為抽出した100人以上にアンケートを取ったことがありました。質問は2つ。1つは「好きなPETボトル緑茶を大手4社から1つ選ぶ投票」もうひとつの質問は「100g 1500円以上の煎茶を買ったことがあるか?」という質問でした。最初の質問では京都のイメージで旨味をアピールしてTV宣伝をしているメーカーの製品が1位になりました。次の質問では、なんと「全員が買ったことがない」という回答でした。これにはびっくりしました。旨味を感じ始めることができる中級クラス以上の煎茶の茶葉を買ったことがないのに、どうしてPETボトル緑茶の旨味を判断できるのでしょうか? 昔の日本人は緑茶のことをよく知っていました。訪問客の格を見て提供するお茶の品質を変えるということも無言のメッセージとして行っていました。どの企業でも、歓迎しない訪問客には渋い安いお茶を提供したのです。

    煎茶の美味しさの決め手は旨味成分のテアニンと渋み成分のカテキンのバランスです。一般的な一番茶の茶葉の場合、テアニンが2.1%、カテキンが4種類合計で16.1%含まれています。当社ではテアニンに対するカテキンの割合を倍数にしてカテキン倍率と独自に呼んでいます。この倍率が高いほど不味いお茶で、低いほど美味しいお茶ということになります。一般的な一番茶では7.7倍という数値になります。これが二番茶となると、テアニンは一番茶の1/4以下となり、逆にカテキンは2割強増えます。カテキン倍率は39.2倍となり、一番茶よりも5倍も不味いお茶となってしまいます。一番茶の価格と二番茶やそれ以下のグレードの茶葉の価格が大きく違うのは、このように合理的な理由があるからです。

    さらに悪いことに、PETボトル飲料の値上げラッシュ

    PETボトル緑茶では二番茶以下の品質の茶葉を使います。一杯あたりのコストが50セントと当社の高級煎茶と同じなのは、PETボトル加工や包装ラベルの印刷費、輸送費、TV宣伝コストが高いからです。コロナ禍以降は原油価格上昇や茶葉以外の材料費、輸送費が高騰しており、日本では2023年も続いて値上げになります。PETボトル緑茶の一杯あたりコストはさらに高くなります。茶葉以外の費用が原因で割高で、不味い二番茶で、しかも合成ビタミンCとなると、どうしても私は購入する気が起きないのです。

    50セントの贅沢

    茶葉の場合は、淹れる人の腕(というか心遣い)ひとつで、さらに美味しくなります。ある高級料亭の料理長に美味しい煎茶の淹れ方をレクチャーしたことがあります。お茶にあまり心を砕いておらず、折角の美味しい料理が一杯のお茶で台無しになってしまいました。後日、連絡があって淹れ方を教えました。今では、料理もお茶も最高のおもてなしができると評判になっています。淹れ方の目標は一番茶のカテキン倍率の7.7倍を如何に下回ることができるかという方法です。これは、日本の公的な研究機関の研究データからも証明することができるのですが、古来より日本の知識人はそれを実践していました。豊臣秀吉の目に留まり、家臣に引き立てられるきっかけとなった石田三成の「三献の茶」のようにです。石田三成も、徳川将軍家の茶の指南役の小堀遠州も、黒田九兵衛と同じ近江長浜の出身でした。

    甘い旨味の強い煎茶を好む場合、渋い熱いお茶で目を覚ましたい場合。同じ人でも気分が違う場合もあります。また、家族で好みが違う場合もあります。一杯50セントの煎茶は、そんないろいろな場面でも最高の体験をしかも安全に提供してくれます。あなたも50セントの贅沢を楽しみませんか?

    茶師 16代目黒田九兵衛

     

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