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季節のお茶情報:立夏の頃
by 黒田九兵衛GWの最終日5月5日は端午の節句です。同時に「立夏」でもあります。早いものですね〜。
節句は年に5回あります。人日(1月7日)、上巳(3月3日)、端午(5月5日)、七夕(7月7日)、重陽(9月9日)。奇数月のゾロ目ですね(でも1月だけ違います。人日【じんじつ】は七草粥の節句です)。端午の節句は菖蒲湯に浸かる風習がありますが、菖蒲は薬草だからです。リラックス効果と血行を促進してくれます。また、菖蒲はその葉の形が剣に似ているので鎌倉時代以降は武士を連想させ男の子の成長を祈るお祝いになりました。家紋で沢瀉(おもだか)が使われたのも葉が矢尻の形に似ていることから「勝軍草(かちいくさぐさ)」の別名もあってそれが理由で使われたのと似ていますね。
立夏からは心臓の働きが活発になって動悸が起きやすくなります。でも活動的なシーズンなので思い切り身体を動かしましょう。動悸が起きる場合は体に潤いが必要になります。トマトは夏に向かって適した食材と言えます。血を綺麗にして涼血作用があるので暑がりの方や高血圧の方にも良いと思います。東洋医学では、体内にこもった熱が血液にまで及ぶと鼻血、にきび、ほてり、便秘などなると言われているようです。その血熱を緩和するのが涼血という言葉です。
日本茶のZENJIROとしては、無理矢理にでもトマトと日本茶をくっつけたメニューでおすすめしたいところですが、やめておきます。「あまり美味しくないから」です。別々にした方が良いでしょう。
立夏からは茶摘みと新茶が本番を迎えます。日本茶が最も旬なシーズンですね。ZENJIROはこの期間にセールキャンペーンを行います。母の日(5月9日)〜父の日(6月20日)まで「父母の茶キャンペーン」です。おトクな情報を見逃さないでくださいね♪
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